間違ったしつけなんて、やめてしまえばいい！
前回の
の続きです。
「意見が分かれそうな例」
として出した１００円ショップでの出来事です。
皆さんは１００円ショップに連れて行って、
買ってほしい子供に対して、何も買ってあげない、
親をどう思われますか？
いやあ、しつけですからねえ。
きちんとした親じゃないでしょうか。
という意見も聞こえて来るかもしれません。
私にはこの親たちは「バカ親」としか思えません！
「ええ？」って思われましたか？
「どこが悪いの？」
とも思われたかもしれません。
私の意見、捉え方はこうです。
・「しつけ」を言い訳にした、子供に対する虐待、いじめです。
・子供に悪影響を与えます。
・ひがみが強く、劣等感を持ちます。
・ものを欲しいという感情に罪悪感を覚えるようになります。
・やがて、執着して、爆買いに走ります。
・自分の子供にも同じことをするようになります。
ひとつも「しつけ」になっていません。
必要なものは何でも買ってあげる「親ばか」でいい！
私の父親は、宮大工の職人上がりの
建設会社の経営者でした。
ですから、子供の時には、ほぼ
好きなものを買ってもらってました。
数人しかいない、親友は小学生からの
友達ですから、いまでも、
「お前は、いつも、最新のもの持ってたなぁ、
腹立つなぁ！」といって笑います。
「なんか、自転車も後ろにめっちゃ派手な
ウィンカーつけてたやん！」
とめっちゃ、つっこんできます。
この最新の自転車は別に買わなくてもいいのですが、
抑圧するのは絶対に良くないと思います。
日本ではお金の教育がきちんとされてません。
正しい認識をきちんと教育すべきなのです。
お金よりか、本物とは何か？を教えてあげる
父親が書院造りができるバリバリの職人でしたから、
父親も、母親も「本物の道具の大切さ」というもの
を自然と教えててくれたように思います。
私はITの専門家となり、父親とはまったく
違う職業に就きましたが、道具にはお金を
惜しまない、という考えは変りませんでした。
プロですから、きちんとしたコンピューター
なり、ソフトウェア、なにより書籍にはお金を
積極的に使いました。
やっぱり、娘も同じように育てるようになりますね。
私の考え方は、上のバカ親とは真逆の
「必要なものはきちんと買い与えてあげる！」
です。
道具だけでなくて、「本物とは何か？」
ということを言葉だけではなくて、きちんと
教育するようにしてきました。
時間があれば、
も読んで頂ければと思いますが、
ただ単に、贅沢をさせれば良い、
という考えではありません。
（といいますか、ほとんど贅沢をさせた
ことはありません）
ポイントとなるのが
「必要なものは」というところです。
娘が小さいときにものを欲しがったら、
必ず、その理由を説明させました。
→ これ、私たち親子のコンサルでは必ず、
お伝えする、大切なポイントです。
「みんなもってるから」と言っては、
絶対に買ってもらえないのです。
・なんで必要か
・買ったら、何が良くなるのか？
を小さい頃から訓練してきました。
「本当に、腹がたったわよ！」
とこの文章を読みながら、
笑っています。
（テレビにHDMI出力して書いているので）
結果、必要なもの、不必要なものを
きちんと理解して、無駄遣いは一切
しない子に育ちました。
「ブランド品なんて、働いて、お金に
余裕ができてからでいいわ。」
とお金持ちでもないのに、ビトンの
バッグを無理して、持とうとは思いません。
（若い子には、それなりに似合う
ブランドがあると思います。）
「今は、お金を書けずに、おしゃれを
するんだから！
とやりくり上手自慢をしてきます。
２回が１回になっても、リッツ・カールトンに行く
私はサン・マイクロシステムズで
某大手電機メーカーの社内メールシステム
の打ち合わせで、毎週のように大阪に
行っていました。
当時は出張のホテルの限度額もなく、
会社が契約しているホテルとして、
リッツ・カールトンがありました。
今では東京、京都とリッツ・カールトン
ができましたが、日本では大阪が最初
だったのですね。
初めて、入った時に、他のホテルとの
差は一目瞭然でした。
リッツ・カールトンはいつ頃からか、
そのサービスの良さでビジネス書、
ビジネス雑誌にも載るようになりました。
お客様目線での、そのサービスの素晴らしさ！
というのを活字で読んだとしても、
理解できません。
それなので、私はいつも
「経験こそがすべてだ！」
と経験の重要性を訴えます。
是非、
も読んでください。
本や雑誌で、
サービスは
「リッツ・カールトン」
「ディズニーランド」
から学べ！
と読んで、
「ふむふむ」と思っても、
結局、
行ったこともないのに、
「サービスはリッツ・カールトン
で学ぶといいよ！」と「エセ意識高い系」
という、一番格好の悪いことになって
しまうのです。
娘でも部下でもいいですが、
「どこかで借りてきた頭でっかちの知識」
というのはバレバレです。
ものの「本質」を理解するように
「しつけ」をしてあげてください。
毎回は無理でも、もしくは２回を１回に
しても、安上がりホテルではなくて、
きちんとリッツカールトンに泊まるのです。
私は本物のITを知るためにに
・マイクロソフトのプロジェクトに参加させて頂きました。
・サン・マイクロシステムズで働きました。
娘は
幼稚園から湘南白百合学園にお世話になりました。
高校は公立の共学できちんと公立と私学のそれぞれの良い点、悪い点を知っています。
慶應義塾大学の環境情報学部で村井先生から最先端の本物のITを学んでいます
「今日は１０００円まで、好きなものを買ってもいいよ」
「でも、きちんと買う理由を説明しないと、ダメだよ」
と楽しい１００円ショップの過ごし方はどうでしょうか？
「１００円のものを買うのに、目くじらをたてる」
のではなく
「このおもちゃ、買っていったら、喜ぶだろうな！」
といったように、是非、「知育玩具」にお金を使う
ような「親ばか」になってください。
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ダンディパパ
